兵庫県尼崎市の長谷川設計事務所さんは無垢の木材をうまく活かしてデザイン性の高く住み心地の良い住まいを設計管理されていますが、今回のK邸には、吉野桧の造作材(窓枠や敷居・鴨居といった化粧になる木材)をふんだんに使う一方、階段板に吉野杉の幅広い板を贅沢に使っています。しかも節が小さいものしかない上小節ですので非常にキレイ。白い壁にもあってますね。
断面の大きさは240×35ミリや300×35ミリといったものです。
例えばお風呂上り、裸足で歩くのに杉板は本当に気持ちが良いです。
冬場も冷たくなく、逆に杉は断熱性・保温性があるので非常にあたたかくなんとも言えない心地良さ。
これは杉の細胞をみると空洞があって、空気がいっぱいある状態。熱を蓄える力があります。
本物だから味わえる心地よさ。是非味わってほしいものです。